急性骨髄性白血病で障害厚生年金2級が認められた事例

性別:女性 傷病名:急性骨髄性白血病
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
受給金額:年額1,572,223円(子・配偶者加算含む)
年齢:40代
就労状況:無職

相談時の状況

急性骨髄性白血病の治療中の方よりご連絡を頂きました。地域情報誌に掲載されていた当センターの広告をたまたまご覧になり、ご主人の付き添いのもとご相談にいらっしゃいました。

受任してから申請までに行ったこと

この方の場合、目に違和感を感じて最寄りの眼科受診(のちに白血病による眼窩腫瘍と判明)→紹介状により大病院に転院→精密検査の結果、急性骨髄性白血病が判明しました。
このような場合、初診病院は最寄りの眼科となる為、すぐに眼科に受診状況等証明書の作成を依頼しましたが、「白血病の診断をしていないのに、なぜうちが書かなければいけないのか」と断られました。障害年金の初診日の考え方について詳細にお伝えし、最終的に「納得はできないが・・・」という言葉のもと渋々作成されました。

続いて、現在通院中の病院に診断書の作成依頼を行いましたが、病状が安定しないとの理由で一向に出来上がりません。ソーシャルワーカーさんにもご協力いただき、依頼してから約3か月後に漸く受け取ることができました。しかし入院中でほとんど寝たきり状態にもかかわらず、「50%以上は起居している」との判定。相談者様ご本人も、明らかに実態と違うと感じられており、即刻病院に確認し、修正をしていただきました。

社労士による見解

医療機関における障害年金に対する認識の低さを強く感じた案件でした。今回受診状況等証明書の依頼を行った病院では、どんなに説明を尽くしても、最後まで書類の作成を渋っておられました。
信頼している病院から「なぜうちが書かなければいけないのか」、「うちが書くべき書類でははない」と言われてしまったら、素人の方、ましてや体調の悪い方では、どうすることもできないと思います。自分が何か間違ったことをしているかのような錯覚にすら陥るかもしれません。こと障害年金に関しては、「医療機関であれば当然知っているはず」という思い込みは捨てて依頼をしなければならないと感じます。まずは申請する側が正しい知識をもち、正当な依頼は堂々と行うべきと考えます。

結果

障害厚生年金2級の受給が決定しました。

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