最近、ADHDと診断されたという方から相談を受けました。
性別:女性
傷病名:注意欠陥多動性障害
年齢:20代
就労状況:就労中
相談者のお困りごと・面談時の状況
働き始めてから、どの職場でも仕事が長く続かず短期での離職を繰り返していたそうです。
他の人より作業スピードが遅かったり、ミスを頻発させることから上司や同僚から強く叱責されたり暗に退職を伺されて退職するという事が多かったそうです。
次第に抑うつ状態になり精神科を受診したことをきっかけに、ご自身の発達障害が判明したとのことでした。
社労士による見解アドバイス
お話をうかがったところ、障害等級に該当する可能性があると思いました。
「確実に受給できるとは言い切れませんが、実施に就労や日常生活で困っていらっしゃることが多いことから、申請してみる価値は十分にあると思います」とお伝えしました。
ただし、相談者様のご家族は障害年金をもらうことに大きく抵抗があるとのことでした。
障害年金は、日常生活に著しい制限がある方に対して生活保障を行うために国が年金を支給する制度です。(障害厚生年金や障害共済年金は加えて就労に著しい制限がある方にも生活保障の為年金を支給します。)
ご家族の方に改めて障害年金の申請について相談いただくことになりました。