長岡市:社会人になってから診断された軽度知的障害で2級に認定されたケース
性別:女性
傷病名:軽度知的障害
年齢:30代
就労状況:就労中
相談者のお困りごと・面談時の状況
専門学校を卒業してから様々な職業に就きましたが、どこも長続きしませんでした。
気持ちが大きく落ち込んだことをきっかけに精神科を受診したところ、軽度知的障害の診断を受けました。
現在は障害者手帳を取得し、障害者雇用で働いています。障害年金を受給したいと考えています。
社労士による見解アドバイス
小学校から高校を卒業するまで特別支援教室や学校に在籍したことはないとのことでした。
しかし、小学校低学年の頃から学校の授業についていけず、1人別の教室で勉強をさせてもらったり配慮を受けていたそうです。
専門学校を卒業後にアルバイトなどをしましたが、他の人の何倍も作業に時間がかかることから怠けていると思われて叱責されることが多くあったそうです。
現在は療育手帳を取得し、障害者枠で就労しているそうです。何とか今まで1人でできるようにと頑張っていらっしゃいましたが、どうしても他の人に比べるとできないことが多く、日常生活や労働において大変困っていらっしゃいました。
障害年金の申請については、専門家に任せたいという希望をいただき、申請についてお手伝いさせていただくことになりました。
受任までに行ったこと
既に「軽度知的障害」の診断をされていたため、初診の証明が不要でした。現在通院中の医療機関で診断書を作成いただき、他に必要な書類と併せて年金事務所に提出しました。
結果
女性(30代/障害者雇用)
傷病名:軽度知的障害
決定した年金額と等級:障害基礎年金2級
受給決定額:年額約795,000円